中古マンションの価値を高くする方法

中古マンションの価値

 

中古マンションの価値を高める方法として、リフォームやリノベーションがありますが、これらは費用負担も大きくて、しかも、お金をかけた以上に物件が高く売れるとも限りません。持ち出し金額が大きくなることから、個人が取り組むには少々リスクがある方法です。

 

このページでは、5万円程度の費用でできるインスペクションという方法をご紹介したいと思います。

 

中古マンションの価値を高くする

 

インスペクションはここ数年で浸透して来ているので、地元の小さな不動産屋では取扱いがない可能性もあります。そんな状態なので、どんなものか知っておいて損することがありませんよ。

 

インスペクションで中古マンションの価値を証明する

中古マンションの価値を高くするには、中古ならではのリスクがない状態であることを証明する必要があります。

 

「価値が高いものは高く売れる」これは当たり前のことですよね?
売却物件となる中古マンションの価値を第3者に証明してもらうサービスを「インスペクション」と言います。

 

最近は、新築に比べて割安感がある中古マンションに目を向ける消費者も増えています。そのため、「程度のいい中古マンション」とうい価値が証明できれば、それだけ高く売れる可能性は高くなるのです。

 

インスペクションとは?

インスペクションとは、要するに「建物調査」のことです。欧米ではすでに浸透しているサービスで、日本でも次第に認知が高まりつつあります。

 

インスペクションは、専門家のインスペクターに調査を依頼して建物の状態を診断してもらいます。第3者によるチェックを行うことで、マンションの価値を客観的に証明できるわけです。

 

インスペクション

 

インスペクションのメリット

インスペクションのメリットですが、中古物件の価値を高められることです。

 

中古マンションの購入で買い主が不安に思うのは保証が切れた後の予想外の出費です。中古マンションの売買では、保証期間内に瑕疵があった場合は保証を請けることができますが、保証の期間内に不具合が起こるとは限りません。そのため、中古住宅は見えないリスクが大きいと感じられるわけです。

 

ですが、インスペクションを受けている物件では見えないリスクがありません。見えない部分を専門家が評価して証明しているからです。
見えないリスクを抱えている中古マンションと、第3者が状態を調査して安心できるマンション、この価値の違いは大きいですよね?

 

例えば、yahoo知恵袋で具体的にあったやり取りなのですが

 

中古マンション購入で迷っています。
3人家族で全て主要駅そばです。
皆さんならどちらの物件にしますか?
1、築1年の2LDK最上階4500万位
2、築20年位の3LDK6〜8階2500万位

 

引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12170777642

 

という質問に対してのベストアンサーが下記の通りです。

 

築20年であればそんなに神経質に古いから避けるというほどでもないですね。
在来工法浴室とかスラブ下配管みたいな大きな爆弾はないはずですから。

 

ただ、安普請リフォームが施されてしまっている可能性は否定できないのでリフォーム済みを買うなら注意は必要です。

 

引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12170777642

 

やばり、中古マンションで気にされるのは、古さゆえの見えないリスクだとわかります。
お金をかけてリフォームしてもが必ずしもプラス評価にならないのもわかりますよね?リフォームでは見えないリスクは消えないのです。

 

仮に、上記のケースで、「築20年位の3LDK」がインスペクションを受けていたら購入希望者にとっての価値があがると思いませんか?
同じマンションの6〜8階で、複数の部屋が売りに出ているようですが、もしインスペクションをしている物件があれば、それが選ばれる可能性が高いはずです。

 

近隣地域で類似物件がある場合の差別化にもインスペクションは使えます。見えないリスクに対する不安を解消して、安心という付加価値を提供できるインスペクションは、中古マンションの価値を高くする有効な手段なのです!

 

 

万が一、欠陥が見つかっても売れるのか?

 

もし、欠陥が見つかったら売れなくなるのでは?とうい質問に対して。


 

先日、友人にインスペクションの話をしたら、「欠陥が見つかったら売れなくなるんじゃないの?」と聞かれました。
確かに、インスペクションをしたら欠陥が見つかる可能性があります。そのため、インスペクションで「マンションの欠陥が見つかったら売れなくなるのでは?」と考えるのも無理はないなと思いました。

 

でも、もし中古マンションに欠陥があるなら、売りに出す前に見つかったほうがいいのです。

 

その理由は、瑕疵担保責任というのが売主側にあるからです。あとから、瑕疵による欠陥が見つかって保証するとなると不意の出費に自分が泣くことになるかもしれません。

 

あとから瑕疵による責任を追求されるくらいなら、最初からスッキリした状態で売りに出すほうが売主側のリスクになりません。

 

しかも、インスペクション済の価値は付けられるので交渉には有利です。同じくらいの築年数には同じような欠陥が潜んでいる可能性があるわけです。中古マンションを売却する時に「インスペクションを受けている物件」としての価値を提供できることに変わりはありません。

 

インスペクションを行うには?

インスペクションを行うには、インスペクターと呼ばれる専門家に依頼します。もしインスペクションを検討しているなら、いくつかのインスペクターを調べてみることをおすすめします。

 

日本ホームインスペクターズ協会
https://www.jshi.org/search/

 

もし、これから不動産業者を探すなら、その時に、インスペクションを行える業者を斡旋できるか聞いてみるのもありだと思います。インスペクションに積極的な業者なら、中古マンションを価値を高めるのに積極的ともいえますからいい取引ができる可能性があります。

 

このような不動産業者と契約すると、インスペクションに限らず、マンションの価値を高くする方法をいろいろと提案してもらえる可能性が高いです。
販売時期をずらすことで競合を減らして価値を高める方法や、売り出し価格の設定を意図的に高めにして意図的に値引きすることでお得感を演出するなど・・・実は中古マンショの価値を高くする方法があるのです。不動産業者にも当たり外れがあるので注意して下さいね。

 

インスペクションを知っているかどうかも、ひとつの判断基準にはなるので参考にしてみて下さい。

 

まとめ

中古マンションの価値を高くする簡単な方法として、インスペクションを紹介しました。
インスペクションを行えば、築年数が経過したマンションの状態を客観的にデータとして明示できるので、購入希望者に安心材料を与えることができます。安心材料を付加価値として提供することで、有利に交渉を進めることもできるのでおすすめです。

 

このサイトでも、築30年のマンション売却をという記事を紹介していますが、築年数が経過した古いマンションにこそ、インスペクションはおすすめです。